「新生テコンドーを応援する会」発足~
テコンドー協会新会長に木村興治氏を推薦~

全日本テコンドー協会の強化方針を巡る騒動が続く中で、旧体制から生まれ変わろうとしている「新生テコンドー」の活躍を応援することを目的とする「新生テコンドーを応援する会」の設立総会が12月6日、衆議院第一議員会館で行われました。

日本トップリーグ連携機構の川淵三郎代表理事会長、遠藤利明元オリンピック・パラリンピック担当大臣が代表発起人となり、政財界、スポーツ界の関係者など約50人が発起人に名を連ね、そのうち約20人が設立総会に集結しました。

発起人とテコンドー協会関係者らでのフォトセッション
あいさつをする代表発起人の川淵三郎氏

川淵氏は「弱小競技団体がこの姿を見たら、ちょっと不祥事を起こしたほうが多くの人が応援してくれるかなと思わんでもないなと、ちょっと心配しております。金原会長には申し訳なく思うが、新しいテコンドー協会が多くの人の支援を得て、テコンドーそのものを多くの人が理解するきっかけとなって、いいスタートになることを心から願っていますし、皆さんのご支援をお願いしたいと思います」とあいさつしました。


あいさつをする代表発起人の遠藤利明氏

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長代行の遠藤衆議院議員は「来年のオリンピック・パラリンピック、何としても素晴らしい成績を上げていただきたい。テコンドーが日本のスポーツとしてしっかり皆さんに評価されるように、来年の大会で素晴らしい成績を収められるように期待しています」とあいさつしました。


栗山廣大選手が馳浩衆議院議員を相手に蹴りを披露

会の中盤では、3人のテコンドーのスペシャリストによる実技披露が行われました。シドニーオリンピック銅メダリスト岡本依子氏と、バルセロナオリンピック代表の高橋美穂氏による板割りの後、栗山廣大選手が馳浩衆議院議員を相手に蹴りを披露し、馳議員がよろける場面もありました。なお、栗山選手は東京オリンピック日本代表選手2次選考会-68kg級で優勝し、来年2月9日に行われる最終選考会の出場権を獲得しています。


全日本テコンドー協会の検証委員会委員長を務める境田正樹弁護士からは、検証委員会の報告が行われました。

現状報告する境田弁護士

日本バスケットボール協会の改革を短期間で進め、Bリーグを創設した経験をもつ境田弁護士は、「どういう問題があるかを検証すると同時に、次の体制をどうしたらいいかを考えて役員の推薦をしていただきたい」と金原会長から依頼されて、友添秀則早稲田大学教授、フェンシング協会理事の井口加奈子弁護士、柔道の山口香先生の4人で検証作業と新しい役員推薦に向けた活動を重ねてきました。検証作業はまだ途中ですが、現理事は全員再任しないで、新しい人に任せる形で再生を図ることになりました。そして、新しい会長には、日本卓球協会の名誉副会長の木村興治氏さんにお願いしたいと考えていることが、今回初めて発表されました。


お礼を述べる金原昇前会長

退任が決まっている金原昇前会長は、「テコンドーを応援する会としてこのように大きな会を作っていただき、心より感謝申し上げます。境田先生には再任から外してくださいと依頼してきました。その結果、このように素晴らしい会を作っていただきまして、本当に感無量でございます。他の競技団体からクレームがくるんじゃないかと、そこは少し私心配でございます。本当に私の心は感謝だけでございます。これ以降、木村先生にバトンタッチいたしますが、当然私も一会員に戻り、すべてに関して、お茶くみからやらせていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。」とあいさつしました。


あいさつする木村興治氏

2日前に境田弁護士から電話があったという木村興治氏は、「まあ驚きましたが、今日のような状況になったわけです。金原会長が頑張ってこられたその土台を私と仲間の皆さんでもってさらに発展させていきたいと思っています。本当にありがとうございます。よろしくお願いします。」とあいさつしました。


固く握手する木村氏(左)、境田弁護士(中央)、金原前会長(右)

新会長に就任する木村氏と、金原会長、境田弁護士の3人が固く握手して、撮影に応じたあと、馳衆議院議員の「私ども応援する会も、どこかで集まったり、どこかで大会の応援に参りましたり、テコンドーの素晴らしさを多くの方々にお伝えしていく活動をしたいと思います。」というあいさつで閉会となりました。


あいさつする馳浩氏
Scroll to top